黄熱病ワクチンを打つ予定のある方や、検討中の方へ、私は数年前に打った経験があるため情報共有します。
コロナ後に打つかもしれない人はぜひブックマークを!
打つに越したことはなし。正しく恐れましょう。現地で安心できます。
by経験者
黄熱病ワクチンっていつ打つべき?
普通の観光旅行では不要。
接種していないと入国出来ない国はわずか。
しかし打つことを推奨されている国はアフリカと南米には多い。
乗り継ぐ予定や周遊旅行を計画している場合、国によって打っていないとトランジットすら出来ないこともあるから注意!
ほかにも注射が有効になるのは接種後10日経ってからなので直前には打たないように!
特に同時に肝炎とかのワクチンも打つなら、ワクチンの相互作用とかの関係で数ヶ月見積もっておく必要があります。(黄熱病ワクチン打ったら、1ヶ月間は別のワクチン打てません。)
黄熱病ワクチンって何回も打つ必要ある?(注射こわいよ…)
2016年7月11日以降、接種10日後から生涯有効となりました!
よって、早いうちに打っておけば一生打たなくていいんです。
国によってはまだ10年以内じゃないとダメとか言う場合もあるらしいです。
そういったレア国に行くなら10年経過後もう一度打ちましょう…。
とりあえず、打ってすぐ貰えるイエローカード(写真の黄色い紙)はなくさないようにしましょう。
注射っていくら?高いの…?なんとか安くできない?
私が打ったときより値上がりしたかなぁ、2020年12月現在、17,680円。
ただでさえ南米やアフリカのフライト高いのに、さらにこれかよ…って思いますよね。
安く打つ裏技として、「物価の安い途上国で打つ」というものが実はあります。
何ヵ国か周遊したり事前に他国に行く用事があるなら、国によっては外国人にも打って貰えます。
ただ、ワクチン株違うかもだしクオリティも途上国だからそこは期待しないように…。
それが怖いなら日本で打ちましょう。
どこで打てる?
私は検疫所で打ちました。全国どこでもなんてことはなく、都会は多めですが全国的にあまり打てるところがありません。また曜日限定とか月数回しかやっていない場所も。
よく調べて予約しましょう。予約なしに打てるところはないです。(おそらくレアなワクチンだから事前に発注しないとない。)
出張で仕方なく打つおじさまばかりのようで学生で打ちに行った私は珍しがられました!
ぶっちゃけ痛かった…?
黄熱病ワクチンは、生ワクチン。生きてるウイルスが注射液に入っています。はしかワクチン等と一緒の生ワクチンです。
だから打ったあとに具合悪くなったり後遺症みたいなのが出たりすることも有り得ます。
私は幸い元気で大丈夫でした。インフルワクチンみたいにちょっと腫れたぐらいでした。他のワクチン打って熱にうなされたことあるけど、黄熱は大丈夫でした。
打ち方は皮下か筋肉への注射。かなり覚悟をして望みましたが、インフル注射レベルかなぁ?そこまで痛くはなかった!
打つ前に注意事項
黄熱病はネッタイシマカなどの蚊によって感染します。この前デング熱が日本に出たように、地球温暖化によって蚊の生息域も変わります。よって、この前まで打たなくて良かった国なのに急に打たないといけなくなった、ということも有り得ます。
渡航前にはしっかり調べて最新情報を手に入れてから行きましょう!
特に黄熱いるような国はレアで情報少ないと思われるので、分からなければ大使館に連絡取りましょう。トランジットとかあって複雑な旅程の場合は尚更です。私はケニア行った帰りに韓国経由で日本入りしたのですが、韓国の仁川空港ではアフリカ帰りということで別の場所にて体温測定や健康調査票の記入をさせられました。(そんなに危険あるのかと少し驚いた。)
日本帰ったときは韓国からだから何もありませんでしたが。
ドバイ乗り継ぎとかでもUAEのトランジットは黄熱打ってないとダメとかあった気がするので要確認!
ちなみに余談
写真はケニアとUAEの入国スタンプです。
最近はスタンプ廃止になってるから便利だけど少し寂しいです。
最後の写真は国際運転免許証。
もう失効しちゃったけど、1年間分は結構簡単に発行して貰えます~!
都道府県の運転免許の最終試験受けるような大きいセンター行かないといけないのが難点だけど、黄熱に比べると全都道府県にあるから楽ですね。
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